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2010年4月18日

インプラントにした後もブラッシングなどの日常ケアが大事です


 インプラントにして、わずらわしい入れ歯の手入れから解放されたーーと気を緩めてはいけません。インプラントにしても、天然歯と同様に毎日のブラッシングなどで歯垢がたまらないようにすることが大事です。

 インプラントは人工歯根なので、天然の歯根にある歯根膜がありません。歯根膜には神経があり、痛みや触覚、圧力などを感じ取ります。インプラントにすると、構造的に人工歯冠と隣の歯の間に磨き残しが出やすくなります(図参照)。歯垢がたまったままになり細菌感染が起きても、歯根膜がないので気付くのが遅れがちになります。歯ブラシによるブラッシングだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使って磨き残しがないように注意することが重要です。

 インプラントの周囲に歯垢がたまったままにしておくと、歯肉炎が起き、進行すると歯周炎になり、インプラントを支えている歯槽骨が痩せ細って吸収される事態にもなりかねません。歯周病予防はインプラントを長持ちさせるためにも大切です。

 インプラントには歯根膜がないので、異常を感じるのが遅くなります。ネジの緩みなどは歯科医が点検しなければわかりません。また、最初の1年ほどは骨と人口歯根が固まっていく過程にあるので、途中経過をチェックしなければなりません。

 したがって、インプラントにした1年ほどは数ヵ月ごとの定期検診が必要です。定期検診でチェックすることは次の通りです。

・ 口腔ケアが適切に行なわれているか
 歯垢がたまっていれば取り除き、ブラッシング指導を行ないます。
・ 噛み合わせの調整
・ インプラントのチェック
 インプラントのネジが緩んでいないか、インプラントにぐらつきがないか調べ、インプラントと歯槽骨の状態を詳しく調べる場合もあります。

 1年を過ぎた後も、半年ごとの定期検診は欠かせません。他の歯の虫歯や歯周病予防を兼ねて、定期検診を習慣にすることが大事です。

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