歯科用CT完備
歯科用CTで確実な治療を~骨の中身を事前にチェック

当院のインプラント治療では、治療前にCTスキャンを使います。手術の前にあらかじめCT撮影を行い、その撮影データをインプラント治療に反映しております。
ご存知の通り、CTの優れたところはコンピュータ上で骨を再現できるところです。これにより、レントゲンでは分からなかった骨の奥行き、骨の幅、厚みを正確に知ることができるようになりました。今では、インプラントの治療に欠かせない検査の1つになっています。
また、院内にCTを完備していない医院は、大学病院・提携クリニックでCT撮影を行うため、撮影までの期間が長くなったり、別途日程の調整が必要な場合がありました。しかし、当院はCTを完備しているため、治療をスムーズに進めることができるようになりました。
歯科用CTについて

1度のスキャンで360度どの角度からでも歯科治療に必要な情報を取得できます。
- 口腔内の歯の状況
- 骨格の状況
- 神経の状況
データ画像処理が撮影後数分ででき、当日のカウンセリングで口腔内の状況を確認できます。「切開や剥離の必要があるか」「手術を実施しても問題ないか」「増骨術の必要はあるか」などの判断がその場で行えます。

【歯科用CTの導入メリット】
(1) インプラントを入れる位置、方向のシミュレーションが可能
(2) 難易度の高い場合でも手術できる
(3) 事前の確認が可能なため、メスで開くことが少ない⇒患者さまの負担軽減
(4) 治療時間の大幅な短縮

【歯科用CTと医科用CTの違い】
(1) X線放射量が医科用CTと比べて約10分の1であり、被ばく量が少ないため身体への負担が少ない
(2) 広範囲からかなり狭くして撮影することが可能であり、医科用CTの約5倍の情報量を取得できる
(3) 10秒くらいの短時間で、座って撮影できるため「動いたので撮り直し」の心配がない