第10回 強い力にも耐えられる歯の構造とは

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第10回 強い力にも耐えられる歯の構造とは

歯を大切にするために、基礎知識を身につけておくと大変役立ちます。口の中がどのようになっているかを、説明してみましょう。

 

まず、永久歯が何本あるか、ご存じでしょうか?
親知らずを入れると、上下ともに16本で、合計32本になります。
親知らずが10代から20代になってから生えることは、よく知らているとおり。完全に頭を出さないことも多く、まったく生えない人もいます。そういう場合は、その分だけ歯の数が少ないわけです。
それぞれの歯については、歯科治療では前歯の中央から奥歯にかけて順番に1から8と数で呼びます。上下ともに右、左でそれぞれ1から8まであるのです。

 

名称もあります。前歯は中央から中切歯、側切歯といって、ものを噛み切る役目を果たしています。次の犬歯は、口に入れたものを切り裂くための歯です。
ものをすりつぶす臼歯は、前から順に第1小臼歯、第2小臼歯、第1大臼歯、第2大臼歯、第3大臼歯と呼ばれます。
数字の8、つまり第三大臼歯が親知らずにあたる歯なので、口を開けて鏡で見ても、人によっては見つかりません。

 

次に、歯の構造です。
1本の歯は、歯肉から見えている歯冠と、歯肉に覆い隠された歯根の部分に分かれます。植物が大地に根を下ろすように、歯根は歯を支える重要な根っ子です。
歯冠の表面はエナメル質で覆われています。エナメル質は人の体を構成する組織の中でもっとも硬く、水晶くらいの硬度があって、少々のことでは壊れません。治療でこの部分を削っても痛みはありません。

 

その下にあるのは象牙質、さらに中心には歯髄があります。象牙質はエナメル質よりやわらかく、骨と同じくらいの硬さで、その中を歯髄につながる細い管が無数に走っています。
歯髄には血管や神経が多く通っていて、歯根の先端の穴から歯槽骨へと通じています。歯槽骨というのは、歯肉に包まれたあごの骨です。

 

歯科治療で歯の神経を取るというときには、歯髄を取り除いているのです。歯髄をとってしまえば、痛みは感じなくなりますが、その歯は死んでしまった状態になります。象牙質がもろくなり、細菌への抵抗力もなくなるのです。そのために、歯に全部被せものをしなくてはならなくなります。
歯根の部分では、象牙質の外側をセメント質が薄く覆っています。これは骨と似た組織で、なかには歯槽骨とつながる多くの細い繊維の束があり、歯をしっかりと固定させる役目をもっています。こうして、固いものを噛むなどして歯に強い力がかかっても、揺るぎなく支えられる仕組みができているのです。

 

また、歯と歯肉の境目には小さな溝があり、歯肉溝液が出ています。歯肉はやわらかくて傷つきやすく、出血することもあります。

 

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