第14回 詰めものの材質は個々の状況に応じて選ぶ

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第14回 詰めものの材質は個々の状況に応じて選ぶ

では治療の方法を説明していきましょう。
虫歯がエナメル質にとどまっているC1、象牙質に進んだC2では、病変部分を削って、詰めものをすれば治療は済みます。

 

歯を削ることに恐怖心を持っている方が多いようですが、初期のC1なら表面のエナメル質だけなので、ほとんど痛みはありません。
削る機械も改良が重ねられて昔より効率アップし、患者さんへの負担が軽くなっています。

 

削る部分はできるだけ小さくとどめますが、完全に虫歯を取り去り、詰めものが安定するように、病変より多少大きく削る必要があります。
詰めものは、正しくは補填剤、修復剤といって、さまざまな種類があります。

 

よく知られている銀色のものは、アマルガム。銀と鍚、水銀を練り合わせた合金で、粘土のようにやわらかく、手軽に早く詰めることができます。
完全に固まるまで丸一日かかり、数時間は噛まないようにする必要があります。

 

短所は、銀色が目立ち、唾液の性状によっては黒ずんで見えやすいことです。なかには歯や歯肉が黒く変色することもあります。
加えて、微量とはいえ毒性のある水銀が含まれているため、生体に与える影響が心配されます。
ほかの金属と比べてアレルギーを起こす人もいます。
口の中でほかの金属と触れると、非常に弱いガルバニー電流が流れて痛みを感じたり、舌が触れると妙な味がするといった可能性も指摘されています。

 

こうしたことから、当院ではアマルガムを使用していません。
最近よく使われるようになったのは、コンポジットレジン。プラスチックにセラミックやガラスの粒を混ぜて強度を高めたもので、歯に近い色をしているので、ほとんど目立ちません。
アマルガムと同じように自由に形を変えて詰められるので、型を取る必要もなく、比較的簡単な治療で済みます。
短所は治療後にしみたり、痛みが出ることや、しだいに変色してしまうケースがあること。
奥歯の噛み合わせの面では、すり減りやすいという問題もあります。
収縮や膨張ですき間ができるとか、汚れがつきやすい傾向なども見られます。

 

最近注目されているのは、セラミックです。
以前は強度の限界から奥歯には使えませんでしたが、最近では強度の高いものが開発されて、奥歯の噛み合せの面にも耐えられるようになりました。
特に奥の詰めものは金属の色をしていると目立つので、自然に美しく仕上げるにはぴったりの素材といえます。

 

ほかに、補う部分が大きい場合や強い力がかかる場所では、インレーと呼ばれる修復材を使うこともあります。
あらかじめ型を取って詰めものを作り、それをセメントで着ける方法です。
メタルインレーは金や合金の金属の色が目立つので、自然な美しさを求めるならセラミックを用いたほうがいいでしょう。
技術を要するので、信頼できる歯科医のところで治療を受けることが大切です。

 

「鈴木歯科医院」ではセラミック治療を行っています、詳細はこちらでどうぞ。